
ニキビを上手に潰すコツを知れば大丈夫!
ニキビは潰しちゃいけない、触ってもいけないっと良く言われますが、適切な潰し方をすれば治りが格段に早くなりますし、跡も残りにくくなります。
器具を使って潰すのを一番お勧めしている私ですが、今日は自分の指で上手に潰すコツを教えますね。
本記事はこんな方におすすめ
- 膿が溜まったニキビを自分で潰したい
- 器具を使わずにニキビを潰したい
- 病院で潰してもらうのが面倒
- 痛いの嫌だから、加減しながら潰したい
しかし人間の手、指というのは思っている以上に汚れており、菌が多くついていて不潔です。
知識の無い素人のやり方でニキビを潰そうとすると、潰していい頃合いの判断や上手な潰し方が分からず、結局ニキビがより多きくなるという悪化の一途をたどります。
しかしニキビ一つでわざわざクリニックで潰してもらうのは面倒ですよね。
そこで今日はニキビの治りを早める上手な潰し方のコツをお教えします。
前回の記事でクリップを使ったニキビの潰し方をご紹介しましたが、私はそっちの方がおすすめ。
でも今回はあえて指での潰し方を伝授します。
潰していいニキビの見極め
ただ赤いだけ、ただ膨らんでいるだけではいくら潰しても中から膿や芯といった物は何も出てきません。
また、少し膿が出たとしても再度炎症し、また膿を作りだします。
この場合、潰そうとしている刺激により余計ニキビが悪化しますので、この段階では潰さない方が無難。
潰してもニキビとは、真ん中が白っぽく、膿や芯が見えている状態のニキビ。
これは菌との闘いが一段落して残骸である膿が形成された状態の事を指します。
潰しても良いニキビ
- 全体的に膿の白さが顕著に確認できる状態
- パンパンに膨れ上がっており、噴火寸前の状態
- 芯のコリコリとした感触があり、白っぽくなっている状態
潰す前のプレトリートメントのすすめ
ニキビを潰す前に、しっかり内容物が取れるよう、プレトリートメントをしておくと効果的です。
時間に余裕があれば、是非実践してみてください。
角質柔軟剤を使う
ピーリング剤や角質柔軟剤、処方箋のディフェリンなどを一日前から使っておきます。
角質を薄く、柔らかくしておくと老廃物が出やすくなる為です。
これをやっておくと少しの刺激ですぐに芯が出てくるようになります。
半身浴して体を温めておく
長い時間入浴すると皮膚がふやけて柔らかくなります。
その結果、圧を加えなくてもすぐニキビの芯を取り出すことが出来ます。
入浴後、顔を拭いた時にニキビが潰れている事、よくありませんか?
わざわざ潰そうとしなくても勝手に潰れてくれるので、半身浴は結構おすすめです。
指でニキビを潰すコツ
それでは実践です。
自分の指を信じて、ニキビを潰しましょう。
step
1手洗い、消毒
基本中の基本。ニキビを潰す前は必ず手洗いをし、患部の消毒をしましょう。
step
2ニキビの先をつっつく
先のとがった針やツイザーなどでニキビの白い部分の皮膚をほんの少し刺します。
皮に刺すだけですので注射のような痛みはありません。
痛かった場合、それは刺しすぎのサインです。
少し皮膚に穴を空けることで老廃物が出やすくなります。
これをせずに無理やり力任せで行うとクレーターの原因となりますので注意!
step
3押し出す
己の指を信じて、いざニキビを押します。
ニキビの周りを圧迫して膿や芯を押し出すわけですが、この押し出す方向というのがとても重要なポイントです。
ついつい指で挟むように押し出してしまう方がいるのですが、それはNG。
ニキビを押し出す時は、必ずニキビに対して垂直に圧を加えるようにして下さい。

悪い潰し方

正しい潰し方
垂直に押すというのが一番大事な事です。
違う方向からニキビを押し出してしまうと、隣の毛穴や皮脂腺などの袋が壊れてしまい、複数個の毛穴が1つになってしまう事があり、凹んでクレーター状になってしまう確立が非常に高まってしまいます。
せっかくニキビを早く治したくて潰したのにクレーター状の跡が残ってしまったら元も子もありませんよね。
必ず垂直に圧を加える事、これを忘れないで下さい。
そういった意味で、指ではなくアクネプッシャーやクリップを使うと垂直に押せて効果的なのです。
「これ、膿も芯も出ないな。」
と思ったらすぐ中止してください。
出ないものを押しても出ませんから。
重要なアフターケアのポイント
ニキビを押し出した後は、抗菌ローションやダラシンなどの抗生物質を塗っておきましょう。
肌の再生を促す成長因子美容液や、活性酸素を除去するビタミンCなども効果的です。
何よりも私がお勧めしたいのが、ニキビの絆創膏【ニキビパッチ】を貼る事です。
まだ出ている滲出液を吸収してくれるので衛生的かつ、キズの治りが早くなり、ニキビ跡も残りにくくなります。
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ニキビが潰れたらコレを貼れ!【ニキビパッチで跡を残させない】
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まとめ
いかがでしたか。
ニキビを指で潰すコツがお分かりいただけたと思います。
正しいニキビの潰し方で、ニキビ跡を残さないようにしましょう。