美容医療

【美容医療】傷を早く治し、傷跡を残さない為に私がしている4つの事

2021年2月6日

【美容医療】傷を早く治し、傷跡を残さない為に私がしている4つの事

 

 

艶子
美容整形したんだけど、ダウンタイム辛い。それに傷跡残ったら嫌だな。一日でも早くよくなって、傷も綺麗になる方法が知りたいです。

 

こんにちは、ちゅる美(@tyurumi3)です。

私は過去美容外科でカウンセラー(といってもあらゆる業務を行っていました)として働いた経験があり、かつ自身も沢山の美容医療を経験しており、それは国内のみならず他国でも施術済みです。

そんな私が、過去の職場での知見や自信の施術経験を踏まえてこの質問にお答えします。どれも私が実際に行っている方法であり、まだ知識がなく実践していなかった時に比べると割と良い結果を得られています。

 

本記事の信ぴょう性

 

※手術の種類、傷の度合い、体質により効果は人それぞれです。私は専門家ではない為医学的知識を持っておりません事をご理解下さい。この記事は全て自信の体験によるものです。しかし素人が語っても説得力はない為、専門家、公的機関からの情報を引用しつつ執筆する事とします。

 

はじめに

美容整形を行うと必ず傷跡の心配が出てくるものです。

切開リフトの耳脇の傷、人中短縮の鼻の下の傷、眉下切開の眉毛下の傷、脂肪吸引のカニューレによる傷、わきが、豊胸手術による脇の傷などなど。

一言で「傷跡」と言っても様々な状態があるわけで、

  • 肌表面が光っている
  • 引きつれがある
  • 他の皮膚と色が違う(黒ずんでいる、又は白っぽい)
  • 傷の幅が広い
  • 赤く盛り上がっていてミミズ腫れを起こしている

など、手術の種類や部位、その方の体質によって様々です。

侵襲性のある施術を受けている訳ですから傷は必ずつきますし、傷跡として残ってしまうのは仕方ないもの。

しかし、傷跡を完全に綺麗にする事は難しくても、何もしないより何か適切な手を打った方が予後は良く、傷跡の度合いも変わります。

傷跡が汚く残り、あの時きちんとケアしておけばよかったと後悔する前に、出来る限りの努力はした方が良いに決まっています。

 

 

【美容医療】傷を早く治し、傷跡を残さない為に私がしている4つの事

傷を早く治し、かつ傷跡をなるべく残さない為に私がしていることを紹介します。

とはいえ先述したように私は専門家ではありませんことをご理解下さい。そして下記にあげるものは全て創傷治療において当たり前の事です。何も目新しいものではありません。ただ、ご存知ではない方もみえるのであえて記事にしたまでです。

医師の指示に従って術後の注意事項を厳守する事が大前提ですから、そこをしっかり守った上で参考にして下さい。

 

【美容医療】傷を早く治し、傷跡を残さない為に私がしている4つの事

卵巣嚢腫摘出手術後の傷

【美容医療】傷を早く治し、傷跡を残さない為に私がしている4つの事

治癒後の傷跡

 

【【美容医療】傷を早く治し、傷跡を残さない為に私がしている4つの事

ほくろ除去後(くり抜き法)

【美容医療】傷を早く治し、傷跡を残さない為に私がしている4つの事

治癒後の傷跡

 

 

①禁煙、禁酒を徹底する

禁煙、禁酒は術後の傷の治りを遅延させるリスクを減らします

なるべく術前から両者共に控えた方が良いです。そもそも喫煙自体100害あって一利無しですから。

もし喫煙しているのなら、傷の修復に必要なビタミンCが消費されてしまいますので、喫煙者はビタミンCを食事やサプリメント類で補給する事をおすすめします。

 

喫煙者や副流煙にさらされる人。原因の一つに、タバコによって、フリーラジカルによる損傷を修復するのに身体が必要とするビタミンCの量が増加することが挙げられます。喫煙者は非喫煙者と比べ、ビタミンCを1日につき35 mg多く必要とします。

引用元:厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』VitaminC

 

②亜鉛を積極的に摂取する

亜鉛は傷の治りを早めますので術前から積極的に摂取する事をおすすめします

亜鉛とは、人が健康を維持するのに必要な栄養素。味覚や嗅覚異常に効果があるというのは有名な話ですが、創傷治癒にも有用とされています。

 

亜鉛に関しては、核酸や体蛋白の合成、味覚・免疫機能の維持、各細胞や組織の代謝促進に必要な栄養素であることは明記され、「皮膚の新陳代謝に作用し、創傷の修復を促進する作用がある」と記されている。

引用元:アルメディアWEB『褥瘡治癒のカギを握る「栄養」(特に「亜鉛」)の重要性』

 

日本ではこの事を医師から言われたことはありませんでした。しかしオーストラリアに留学していた時がありまして、現地で粉瘤の手術を受けた時に積極的に牡蠣(亜鉛を多く含んでいるから)を食べるよう検診時に毎回言われていました。

海外では大きな手術の際にわざわざ亜鉛を投与する事もあるそうです。

 

亜鉛が多く含まれている食材は、

  • 牡蠣
  • 赤身の肉、鶏肉、カニ
  • 豆、ナッツ

この中でも特におすすめなのが牡蠣。最良の亜鉛摂取源だと厚生労働省のHPに記載されていました。

なるべく食材から亜鉛を摂った方が栄養のバランスも良い為お勧めですが、難しい方はサプリメントで補うと良いですね。かといって過剰摂取は禁物です。下記の表を参考に上手に亜鉛を摂取する事をお勧めします。

※目安として、牡蠣(養殖/生)100gあたり13.2㎎の亜鉛が含まれています。「グリコHP」より。

 

ライフステージ 一日の平均摂取推奨量 安全な上限値
成人(男性) 11mg 40mg
成人(女性) 8mg 40mg

 

引用元:厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』Zinc

 

③適切な被覆材を貼る

術後傷口に適切な被覆材を適宜貼る事は傷の治りを早め、かつ傷跡を最小限にとどめる上で是非活用してもらいたいです

これをきちんと行った患者さんとそうじゃない患者さんとでは傷の状態にかなりの差異がありました。また、私自身受けた手術でも同じ事を身をもって体感しています。

手術部位や手術の度合い、傷の種類により被覆材の必要性や種類の選択は異なります。自己判断の前にまず医師に確認して下さい。抜糸後は被覆材ではなく軟膏をテカテカと塗りたくる処置を取る場合もあります。

 

使用目的に合わせて使用する被覆材の種類を「日本褥瘡学会『褥瘡予防・管理ガイドライン』保存的治療 ドレッシング材」のページを参考にしつつ下記にまとめましたので参考までに。

※ネット通販で買えるものを選定対象としています。

使用目的 被覆材の製品名(一例)
瘢痕予防 ステリストリップ、マイクロポア、アトレスケア、アトファイン、レディケア
湿潤 キズパワーパッド、デュオアクティブ
保護 エアウォール、絆創膏
遮光 エアウォールUV、フィルモア、マイクロポア

 

参考までに、私が過去貼り付けた被覆材を下記に記します。

※処方箋含む

処置名 使った被覆材 用途
粉瘤摘出 ステリストリップ、マイクロポア 瘢痕予防、遮光
卵巣嚢腫摘出 ステリストリップ 瘢痕予防
ほくろ除去 デュオアクティブ、カラヤヘッシブ、エアウォールUV 湿潤、遮光
シミ除去 フィルモア 遮光
わきが手術 ドレニゾンテープ 瘢痕予防、抗炎症

 

私が過去受けた粉瘤手術、卵巣嚢腫摘出手術の際は3か月ほど切り傷用の被覆材を貼るよう勧められました。しかし病院では抜糸までの最小限の被覆材しかくれない所が殆どでしたので、ネットで注文して貼り付けていました。

リサーチしてみると、切縫手術の際はだいたい3か月は被覆材でケアしている方が多く見受けられます。

 

ちゅる美
湿潤療法として素人判断でワセリン+サランラップで対応している方がいますが、これについては「NPO法人創傷治癒センター」で注意喚起がなされていますのでご注意下さい。

 

④ヘパリン類似物質を塗る

傷が落ち着いてきたら、状態によってヘパリン類似物質が入った保湿剤を塗る事で肥厚性瘢痕、ケロイドの予防対策になると言われています

この成分が入った医薬品として有名なのがヒルドイド。

 

ヒルドイドの効能又は効果

血栓性静脈炎(痔核を含む)、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸(乳児期)

引用元:「医薬品インタビューフォーム:ヒルドイド

 

私の場合わきが手術後のケロイド対策として医師から処方されましたし、ヒアルロン酸などの充填物注入の際にできた内出血のケアとして使う事を勧められた経験があります。

以来、傷の様子を見ながら適宜ヒルドイドを塗るようにしています。

とはいえ効果は大変マイルドなものですからすぐに傷がよくなる訳ではありませんでした。

 

 

まとめ

傷、傷跡ケアとして私が行っている方法をまとめると、

  • 禁煙、禁酒を術前から徹底する
  • 亜鉛を含む牡蠣を積極的に摂取する
  • 適切な被覆材を用いて傷の保護をする
  • 状態によりヘパリン類似物質を塗る

となります。

 

被覆材ヘパリン類似物質に関しては傷の状態や部位によって適さない事がありますので医師の指示をあおぐ事を忘れないでください。

禁煙禁酒亜鉛の摂取は美容整形だけではなく美肌レーザーなどあらゆる美容医療に適しているので是非実践してみて欲しいです。

そしてどれも全て、美容医療だけではなく何かしらの疾患の手術にも活用できますから、知識として知っておくと生活上とても役立ちます。

 

ー今日は以上です。

 


参考文献

・厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』Zinc(最終閲覧日:2021年2月5日)
https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/12.html

・厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』VitaminC(最終閲覧日:2021年2月5日)
https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/09.html

・NPO法人創傷治療センター『傷はいったい誰が治すのでしょう』(最終閲覧日:2021年2月5日)
https://www.woundhealing-center.jp/index.php

・日本褥瘡学会『褥瘡予防・管理ガイドライン』(第4版)2015(最終閲覧日:2021年2月6日)
http://www.jspu.org/jpn/info/pdf/guideline4.pdf

・日経メディカル『褥瘡治癒の決め手は「亜鉛」にあった』(最終閲覧日:2021年2月6日)
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201802/554865.html

・グリコ『亜鉛の効果・効能。男性にも女性にもメリットが沢山』(最終閲覧日:2021年2月6日)
https://cp.glico.jp/powerpro/citric-acid/entry75/

・医薬品インタビューフォーム『ヒルドイド』(最終閲覧日:2021年2月6日)
https://www.maruho.co.jp/medical/dl/pdf/hirudoid_if.pdf

 

 

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ちゅる美

水野ちえ美(ちゅる美) 日本エステティック業協会認定エステティシャン 【経歴】美顔、痩身、脱毛エステサロン勤務▶美容整形外科クリニックにて美容カウンセラー▶美容ライター

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