美容医療

イオン導入、エレクトロポレーションの効果と違いを分かりやすく説明

2020年9月1日

 

艶子
美容クリニックでやってるイオン導入とかエレクトロポレーションって、何がどう違うの?どっちの方がいいの?

 

今日はこの疑問について、元美容クリニックカウンセラーの私がお答えします。

 

本記事の内容

  • 導入機器の作用機序をわかりやすく説明
  • 使用できる有効成分と浸透率について
  • エレクトロポレーションの謎
  • 私の実体験による体感

 

イオン導入やエレクトロポレーションは、肌質に合わせた効果的な成分を肌深層部に入れる導入系のトリートメント。
ニキビの跡である色素沈着の改善に効果的。

昔はイオン導入が主流でしたが、今では機器の進歩によってエレクトロポレーションや、イオン超音波導入も出てきました。

それぞれの特徴を理解して、是非ニキビ跡の色素沈着ケアに生かしてください。

はじめに:導入系の治療でニキビ跡色素沈着をケア

ニキビが治った後に待ち受ける、憎きニキビ跡である色素沈着

これは炎症によってメラニンが過剰分泌されて起こるものです。

これをケアするにはレーザー治療やダーマローラーがありますが、痛みがなく、かつエステ感覚に気軽に治療できるのが導入系の治療。
針を使うことなく有効成分を浸透させるので、ダウンタイムもありません。

肌質に合わせて導入する美容液を選択できるのですが、ニキビ跡の色素沈着には美白作用のあるビタミンCや成長因子を入れることが多いでしょう。
肌に塗るよりも肌深層まで成分を入れられますから、その成分の効果を発揮させることが出来ます。

以上を踏まえたうえで、導入系の機器の特長を下記に挙げておきます。

 

イオン導入とは

 

イオン導入とは、微弱な電流を流すことで、皮膚表面に塗布した有効成分を電気の反発を利用して浸透させる方法です。

 

プラスの電極を手に持ち、マイナスの電極を顔の皮膚にあてて電流を流します。
すると、ビタミンC誘導体などのマイナスに荷電した成分が、皮膚にあてているマイナスの電極と反発し、手に持っているプラスの電極の方に向かいます。
この電流の回路のしくみを利用して、本来肌に浸透しない水溶性の有効成分を深部まで浸透させていきます。

上から電極を転がすタイプや、シートマスクの端に電極を取り付けて電気を流す方法があります。

ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、プラセンタ、グリシルグリシンといった水溶性の成分を導入させます。

 

超音波イオン導入とは

 

超音波イオン導入とは、イオン導入の電気の反発を利用した作用に加え、1秒間に100万回の振動を起こすことにより皮膚に空洞化現象を起こし、より一層有効成分の浸透を高めたもの。

 

イオン導入に超音波をプラスしたものです。

超音波が加わることで、皮膚の温度上昇を促し、血液やリンパの流れを良くすることで浮腫みの改善や、ハリアップといった効果も期待できます。

イオン導入と同じく、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、プラセンタ、グリシルグリシンといった水溶性の成分がよく使われます。
フローブを肌表面に滑らせて導入していくので、滑りを良くするためにジェルを用いながら行います。
この時使用するジェルを機器専用の美容液ジェルにすることで、その成分も浸透させることが出来ます。

 

エレクトロポレーションとは

受けたことはあるのですが、写真が撮れず・・・。

エレクトロポレーションとは「電気穿孔法」ともいい、電気パルスを皮膚表面に与えることによって皮膚に小さな孔を空け、有効成分を浸透させます。

 

瞬間的に空いた皮膚バリア層の孔から成分を入れ込めるので、イオン導入のようにイオン化されておらず、かつ分子の大きい成分を皮膚深層部に浸透させることが出来ます。

だいたいどの有効成分でも使えるのがメリットでして、美容クリニックでは成長因子、ヒアルロン酸、コラーゲンが良く使われています。

機器によってはクーリング機能を備えていることがあり、レーザー治療後の鎮静目的としても施術できます。

 

イオン導入とエレクトロポレーションの大きな違い

イオン導入とエレクトロポレーションは、どちらも電気の力を用いて肌に美容成分を浸透させるという共通点があります。

しかし、違う点が2つあります。

  • 導入できる有効成分がちがう
  • 浸透率が違う

 

導入する有効成分の違い

イオン導入は粒子の小さい有効成分をイオン化してからでないと浸透しません。
なので、粒子の大きいヒアルロン酸、成長因子などの成分はイオン化できず、イオン導入で使うことはできないのです。
一方エレクトロポレーションは大きな粒子の成分でも皮膚に浸透させることが出来、用いる有効成分の幅も広がります。

 

浸透率の違い

次に浸透率の点ですが、エレクトロポレーションはイオン導入と比較すると約20倍もの効果があるといわれています。
イオン導入が表皮まで浸透するのに対し、エレクトロポレーションは真皮層深部まで有効成分を浸透させることが出来るのです。

色素沈着を作るメラノサイトは、表皮の一番下の基底層に存在しています。
ですからイオン導入ではギリギリ届く、届かないの範囲なので、そうなるとエレクトロポレーションの方が効果的だという結論になるわけです。

 

ちょっと私の疑問点を一つ

ちゅる美
ただちょっとね~、信ぴょう性について疑問点があるのよ。
ん?どういう事?胡散臭いってこと?
艶子
ちゅる美
まぁ、ちょっと…主にエレクトロポレーションの件なんだけどね。

 

何が言いたいかというと、エレクトロポレーションに対しての過剰な謳い文句が気に障るのです。

注射針を使わなくても有効成分を細胞内に届けるっという事は、注射薬と同じレベルの導入液じゃないとかえって危険なのでは?っと思うわけです。

不純物がたっぷり入ったものを注射しますか?
美容液という化粧品を肌に注射しますか?

したくありませんよね。

だから、ちょっとそこが疑問なのです。

なので私はイオン導入とエレクトロポレーションは同等っという考えです。

ちなみに外用薬の中には塗るだけで肌深部まで浸透するものがあり、わざわざエレクトロポレーションをして皮膚に孔をあけなくても入っていきます。

 

それぞれの体感比較

イオン導入、超音波イオン導入、エレクトロポレーション、すべて受けたことがあるので、その体感を表にまとめてみました。

ちなみに私は電気のビリビリを感じやすいみたいで、かつ銀歯があるのでその影響も受けてます。

 

イオン導入 皮膚の薄い額は強いビリビリがあり、頭痛もありました。他の部位も終始ビリビリでパワーを下げてもらいながらの施術でした。銀歯が浮くような感覚有。
超音波イオン導入 超音波の振動で紛らわされているのか、ビリビリがイオン導入単独よりも耐えられる。が、銀歯の浮くような感じは同じ。施術後はほんのり皮膚が赤い。
エレクトロポレーション ビリビリは感じるも、イオン導入よりは我慢できる。が、額は頭痛がするので避けてもらいました。クーリング作用で毛穴がキュッと引き締まって鎮静されたかんじ。

 

ニキビ跡の色素沈着改善の為に今でもたまに施術を受けてますが、電気のビリビリ感がとにかく苦手なので、私には苦痛を感じる。

ビリビリ苦手な方は、イオン導入の際、ローラーや棒で直接肌にあてるものではなく、クリップ式のものにすると良いでしょう。
ビリビリが無くて施術中寝ていられます。

 

まとめ:ニキビ跡の色素沈着ケアにおすすめ

いかがでしたか。

イオン導入とエレクトロポレーションの違いは、

使用する薬剤の違い浸透率の違いの2つです。

ビタミンC誘導体や成長因子を導入することでニキビ跡の色素沈着の治るスピードが速くなりますから、美容クリニックに行ったら、単独でもいいのですが、是非レーザー治療のオプションとして取り入れてみると良いでしょう。

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ちゅる美

ちゅる美

水野ちえ美(ちゅる美) 日本エステティック業協会認定エステティシャン 【経歴】美顔、痩身、脱毛エステサロン勤務▶美容整形外科クリニックにて美容カウンセラー▶美容ライター

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