
以前私は5年間ほど美容クリニックで自費購入できるビマトプロスト配合のまつ毛育毛剤「ルミガン」を約5年間ほど使用していましたが人から心配される位の副作用が出てしまったので使用を止めました。
実際に得られた効果や副作用を自分の画像と共に綴りましたので参考になればと思います。
※わかりやすく「まつ毛育毛剤」と表記してますが、本来ルミガンは緑内障のお薬です。
実際に得られたルミガンの効果
2023年の現在、ビマトプロスト配合のまつ毛育毛剤は厚生労働省より認可されているグラッシュビスタが主ですが、私が使用したのはルミガンです。というのもルミガン使用当時はまだグラッシュビスタがありませんでした。その代わりにラティースがありました。
グラッシュビスタは睫毛貧毛症の治療薬として認可されてますから万が一重篤な副作用が起きてしまった時は医薬品副作用被害救済制度によって給付が受けられます。
しかしルミガンに関しては緑内障の治療薬にあたるので認可されておらず救済制度が受けられません。とはいえ両者とも主成分は同じです。
まぁそれはおいといて、実際に得られたルミガンの効果は下記の通りです。
- 睫毛の長さ12mm超え
- マツエクと間違えられる
睫毛の長さ12mm超え
毎日夜に1回ルミガンを上まつ毛の生え際に塗布しました。
毛周期の関係で効果が出るのに1か月はかかりますが徐々に長くなっていき、一番長くて12mmを超えました。日本人女性の平均まつ毛の長さは6.8mmなのでいかに長いのが分かると思います。
参考:まつ毛の平均長さ
- 日本人女性:6.8mm
- 欧米人女性:8.1mm
マツエクと間違えられる
これだけまつ毛が伸びるとメイクした時にすごいことになります。まるでマツエクしたみたいになり、実際に友達や家族からマツエク付けたと間違われるほどでした。


下まつ毛もかなり長くなっています。
ルミガンを塗布しているのは上まつ毛のみなのですが、下にも多少液がつくのでそれで下まつ毛も長くなります。
二重瞼の上にまでビヨーーンとまつ毛が伸びていてこれはさすがに可笑しい…。長ければ良い訳では無いですね。
私が感じたルミガンの副作用
ルミガンはまつ毛を伸ばしてくれる嬉しい効果がある反面、副作用も存在します。というか本来まつ毛が伸びる事自体が副作用なのですがw
私が5年間ルミガンを使ってきて感じた副作用は下記の通り。ただどれも使用を止めれば元に戻ります。
- 目の渇きと痒み
- 色素沈着
- 瞼のくぼみ
目の渇きと痒み
目に入らないように気を付けて塗布していましたが、多少入ってしまうのでしょう。ルミガンの副作用で使う前に比べて目の渇きと痒みを感じるようになりました。
元々ドライアイで眼科に通っていた事もありドライアイの点眼薬が活躍しました。
色素沈着
色素沈着に関しては多くの患者さんや同僚の身に起きていたので覚悟はしていましたが、実際に起こるとショックでした。
瞼の縁に赤茶色っぽく色がついちゃうんです。クッキリではなくボヤっとつく感じ。メイクすれば目立たなくなりますがすっぴんだと分かりますね。よく花粉症だとか泣いたのかと主人から言われていました。
瞼のくぼみ
瞼のくぼみは副作用の中でも稀だと聞いていますし実際になる患者さんや知人は私周りではそうそういません。が、私は見事にくぼみました。
元々夕方になるとくぼんでくる体質ではありましたが、ルミガンを長期使用したことで一日中、しかも使用前よりも益々深くくぼんでしまいました。
【追記】他にも副作用は存在します
私は上記の副作用だけで済みましたが、他にもいろいろ副作用は報告されています。
- 違和感
- 充血
- 虹彩色素沈着
通っている眼科の医師にはルミガン使っていることを伝えていました。特に重篤な副作用は起こってなかったので安心しましたが、ドライアイ治したいならルミガンの使用は控えるようとの事。
元々ルミガンは緑内障の治療薬。その副作用としてまつ毛が伸びるわけですから本来ならばまつ毛が伸びる事態が副作用ですね。
さいごに
ルミガンを含めビマトプロスト配合の、いわゆる「まつげ育毛剤」として美容クリニックで売られているものは確かに睫毛が長くなりその効果に満足される人が多いです。
とはいえ私のようにいくら気を付けて塗布しても副作用に悩む人もいます。
使用を迷っている人はリスクとベネフィットをよく考えて使用を判断をして頂ければと思います。
ー以上です。