
名前、顔出しでクリニックの看板をしょった美容医療関係者のSNSアカウントは基本的に病院都合の良い事ばかりしか発信しない為私はスルーしています。主に医師アカウントではなく看護師やカウンセラーなどのアカウントの事です。医師アカウントはたまに有益な事を発信してくれますからある程度は参考にしています。
という訳で、いくらSNSで情報収集しようとも美容クリニック関係者じゃない場合、美容医療の裏側や問題点を知る事はあまりないと思います。
そこで美容医療の裏側がちょっとだけ分かるお勧めのサイトを僅かではありますが紹介しますので参考にして下さい。ていうか読みなさいよ!!と強く私は思っている次第です。
美容医療の問題点がほんの少しお分かりいただけるかと思います。
美容医療の現状分析と健全化のための提言
この論文は雑誌形成外科に記載されたものでして、当時読んだ時に深い感銘を受けたのを今でも覚えています。
一般の人も読む事が出来るよう大阪みなと中央病院が自院のサイトに転載して下さっており、そのサイトが上記のリンク先です。
美容医療の特殊性として著者の細川医師が下記の5つを挙げており、美容医療は別次元の暖昧さと危険さを含んだ業界だと述べておられます。
商品(サービス)の品質がわかりにくい
商品(サービス) の相場価格がわかりにくい
当事者(医師と患者) 間で商品(サービス)に関する知識量の差が大きい
特に美容外科では一見の客が多い
健康被害を生じ得る商品(サービス)である
そして美容医療の健全化のために①医師の質、②医療の質、③患者との信頼関係、④広告宣伝の4項目に分けて提言しています。
全体的にわかりやすくまとまっていますので是非一度目を通してみて欲しいと思います。
レーザートーニングの真実
こちらのサイトはアンチレーザートーニング派の葛西医師によるサイトです。
レーザートーニングについてはまぁ置いといて、皆さんに読んで欲しいのは下記のような項目です。
このあたりに関しては美容医療関係者じゃないと分からない内容となっています。
特にこの「業者セミナーのからくり」に関しての記事が面白いですね。この内容は私も勤務先の院長から聞いた事があります。
実は業者セミナーで発表される内容は業者によって「作られた」ものがほとんどである。講師は主催業者の都合の悪いことは決して話さない不文律がある。出席者は、真実は自分で見極めれば良いと思っていても、結局はあおられてその気にさせられて、製品を買いたくなってしまうのがお決まりのパターンである。
そしてもう一つ、「レーザートーニングに関する医師たちの考え方…」という記事ではこのように書かれていました。
(レーザートーニングに関して)よく分からないがやってみる。患者が喜べばそれでよい。…常に新しい患者満足ツールを入れないと安心できない。美容患者は長期的に良いかどうかよりもその時快適かどうかという基準で治療を選ぶことを知っている。
浅はかな考えて治療法を取り入れているだけの医師もいるんだなぁ~と改めて思いました。
さいごに
美容医療は医療ではあるもののビジネスという要素を強く含むものとなっており、その結果医療従事者の倫理観の欠如を含め様々な問題点がある分野です。
特にSNSをしていて思うのですが、
- 原価、経費等考えても明らかに高すぎる金額設定
- 医師の経歴が記載されていない
- キャンペーンの出し過ぎやキラキラネーム施術で医療の品格がない
- 看護師やスタッフがせっせと宣伝かねた発信をしているものの肝心の医師は表に出ず隠れている
- 上記の病院に限って医師差し置いて看護師指名よろしく的な内容が記載(なぜ看護師?医師に相談するのが普通)
がチラホラと見受けられます。
普通の病院では考えられない事ばかりで「さすが自由診療やりたい放題だな」っと思ったものです。ちなみに私が長年信頼して通っている美容クリニックではこんな事一切ありませんが。
クリニックや医師を選ぶ際は上記に挙げたサイトから少しでも美容医療の問題点や裏を知ったうえで冷静に、慎重に選んで欲しいと思います。
ー以上です。